日本ではラビオリというとひき肉が入ったものがポピュラーですが、卵の黄身包み込んだバージョンも存在します。卵の中でも味の詰まった黄身の部分を包んだこのラビオリは少しレア気味に仕上げて楽しみましょう。
このラビオリは1930年代にイタリアのニノ・バーゲゼという貴族の家庭のために料理をしていたシェフによって初めて作られ、その後弟子のヴァレンティノ・マルカティッリのレストラン「サン・ドメニコ」がアメリカに1980年代に進出した後に広まりました。そのため発祥の地イタリアではあまり一般には知られていませんが、アメリカやヨーロッパの高級レストランではそれぞれオリジナルのアレンジを加えて出しています。
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材料(10個分):
-小麦粉 240 g
-塩 小さじ½
-熱湯 120 ml
-リコッタチーズ 100 g
-フレッシュバジル 大さじ2
-レモンの皮
-パルメザンチーズ 20 g
-オリーブオイル 大さじ2
-塩胡椒
-卵 10個
作り方:
1. ボウルに小麦粉と塩を入れ、熱湯を注いだら生地がしっかり馴染むまでこねます。乾燥しないように蓋をして1時間寝かせます。
2. リコッタチーズ、細く切ったフレッシュバジル、レモンの皮、粉状にしたパルメザンチーズ、オリーブオイル、塩胡椒を混ぜて餡を作ります。
3. 生地を取り出してもう一度こね、20個の塊に切り分けたら麺棒で餃子の皮のように丸く伸ばします。
4. 餡を皮の真ん中に伸ばし、黄身をその上に載せます。白身を縁の部分に塗りもう一枚の皮を被せてくっつけます。
5. 塩を入れた熱湯で約3分茹でるとビデオのような半熟卵くらいの硬さとなります。トロッと黄身が流れ出すようにするには少し短めに茹でます。
