どうも、涼宮あつきです。
おい、春よどうした？
また昨日今日と寒かったぞ？
なのに花粉は飛んでるって…そんなとこで本気出さないでくれ。
はい
そんな感じで本日もやって参りました。
『涼宮あつきのマニアック漫画紹介』
今日紹介する漫画はこちら。
『死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々』
作者:阿部共実
【内容】
10代女子を中心に、人々のうまくかない日常を描く、オムニバスショート11篇。
はい
この漫画は以前紹介した「このマンガがすごい！2015 オンナ編」で第1位に輝いた『ちーちゃんはちょっと足りない』の作者、阿部共実先生によるオムニバスショート作品。
僕は『ちーちゃんはちょっと足りない』で阿部先生の代表作『空が灰色だから』やこの作品を知ったのですが…
いやーこの人ホント凄い。
読み終わった後のなんとも言えない読後感は良くも悪くも頭から離れない。
そして一回読んだだけでは到底理解し得れない内容の物もあったり、
こういう意味があるんじゃないか？こういう意図があるんじゃないか？など…考察せずにはいられません。
ただこの作者の凄い所は台詞の言い回し方、言葉のチョイス、ストック量が半端なく、聞けば阿部先生はだいぶコアな日本語ラップが好きなようで、そう言った言葉遊びや台詞回し等、そういう所からインスピレーションを得ているのかもしれません。
ただ様々なジャンルのオムニバス作品を収録してるのですが、考えさせられる話もあれば単純に終わる話もあります。
しかし一環して言えるのはハッピーエンドに転ぶかバッドエンドに転ぶか最後まで分からない所。
そして読む人の解釈が変わればそれはハッピーエンドとも取れるしバッドエンドとも言える。
とにかくスルメ漫画で無意識に何回も読んでしまいたくなる、そんな作品である事は間違いないと思います。
そして最後にこの作品の収録作「1/4黒ニーソメガネ児童液」と言う話を読んだという方は是非僕に一報ください、そして考察を聞かせてくださいw
この話だけ色々と理解が難しく、自分の頭じゃ到底解析できなかったのでネットのレビューとかも読んでみたのですが…
あまりしっくりくるものがなく是非僕が納得する解答を持ってると言う方はコメントお待ちしておりますw
はい、
そんな感じで今回も『涼宮あつきのマニアック漫画紹介』いかがでしたか？
皆さんも是非機会があれば読んで見てください。好き嫌いはあるかと思いますが好きな人は絶対好きなはず。
そんな死にたくなるくらいしょうもない日々も漫画があれば死ぬほど死にたくない日々になると信じこれからもマニアック漫画をバンバン紹介していきます。
ではまた来週。
涼宮アディオス。
